寒さが厳しい冬の季節になると、ヒートショックと呼ばれる症状があらわれることがあります。
お年寄りに多くあらわれるイメージがありますが、実は若者も要注意!
どんな人がヒートショックになりやすいのか?どんな症状で、どんな予防法があるのかご紹介します!
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所へと急激な気温の変化によって、血圧が変動することで起こります。
血圧が変動することによって心臓や血管に負担がかかり、次のような症状があらわれることがあります。
- 呼吸困難
- 失神
- めまい
- 手足のしびれ
- 頭痛
これらの症状から重度になると、心筋梗塞や脳卒中、不整脈など大きな病気を引き起こしてしまうことがあるのです。
ヒートショックがおこりやすい状況として、冬場の暖かい部屋から寒い浴室やトイレに移動するときがあげられます。
ヒートショックになりやすい人は?
ヒートショックになりやすい人はどんな人なのでしょうか?
- 65歳以上の高齢者
- 不整脈や高血圧などの持病がある人
- 薬を飲んだ直後の人
- 食事をした直後の人
- 泥酔状態の人
このように、健康状態によっては高齢者に限らず若者でも起こりうる可能性があるので注意が必要です。
ヒートショックを起こさないための予防法
冬の寒さはどうしようもできませんが、ヒートショックを起こさないための予防法はあります。
ポイントは室温も体温も、寒暖差をなくすことです。
- 食後は1時間以上あけてから入浴する
- 脱衣所に暖房器具をおく
- 飲酒はできれば入浴後に
- 湯船の温度を熱くしすぎない
- 長風呂しないようにする
- 浴室やトイレで急に立ち上がらない
セラミックヒーターなどの暖房器具は、移動できるので家のいろんなところで使えて便利です。
暖房器具や衣類などをじょうずに使って、きびしい冬を乗り越えていきたいですね。
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